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全国コミュニティ・スクール連絡協議会 Japanese Council Of Community Schools

 <第2回 福岡県春日市>  平成23年8月25日掲載


自立する子どもを育てる「たてわり活動プロジェクト」
〜コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の仕組みを生かして〜

                                   春日市立春日原小学校 校長 小森 晃

 本校は平成20年にコミュニティ・スクールを導入し、保護者や地域の皆さんを委員とする学校運営協議会を設置しました。学校運営協議会では、学校・地域の課題を踏まえて教育活動について検討しています。学校と地域の皆さんが一緒に協議する中で、本校は児童の転出入が大変激しいことから、児童同士はもちろん、保護者や地域の皆さんも含めた人間関係づくり、絆づくりが重要な課題であると認識し、平成21年に子どもから大人までが参加して、世代を超えた交流を進めるためのプロジェクトを行うことになりました。

 プロジェクトの名称は、「たてわり活動プロジェクト」です。これは異学年児童12名程度のチームで行う「仲間づくり」や「環境づくり」の活動が基本となります。活動の基本的な内容・方法は学校運営協議会が検討し、「たてわり企画スタッフ会議」(学校運営協議会、PTA、地域住民がメンバー)に伝えます。スタッフ会議は、学校と綿密に連携しながら具体的な計画や運営、支援サポートの在り方、たてわり活動の評価、次年度活動に向けた改善策の検討まで行っています。

 こうしたプロセスを通じて、例えば、たてわりの炊飯活動を行った際、米とぎや包丁の使い方などを事前に家庭内で練習するようPTAが働きかける活動を行ったり、当日には105名のサポーターが活動に参加するなど、学校、家庭、地域が一体となった取組とすることができました。

 この他にも、学校運営協議会の方針のもと、チームの旗づくり、地域奉仕活動、活動報告会など、多くの活動でたてわり活動企画スタッフを中心に支援サポーターの募集、当日の準備、活動支援までを行っていただいています。

 学校運営協議会が中核となって、多くの方に参画してもらいながら企画・運営・評価を進めることで一層充実した活動となり、教員が子どもと向き合う時間を確保しつつ手厚く子どもを支援することにつながっています。

 今後もコミュニティ・スクールの仕組みを効果的に活用して、子どもたちが様々な人々との絆を深めながら、コミュニケーション力を身に付けていくことができるよう取り組んでいきたいと思っています。


○春日市教育委員会 http://www.city.kasuga.fukuoka.jp/tetuzuki/gakkou/12comi_school.html
○春日市立春日原小学校 http://www.city.kasuga.fukuoka.jp/gakko/e_baru/index.html


文部科学省初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)
『コミュニティ・スクールの(学校運営協議会制度)」の取組事例[初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)付より

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