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全国コミュニティ・スクール連絡協議会 Japanese Council Of Community Schools

 <第7回 神奈川県開成町> 平成24年4月26日掲載

地域とともに歩むコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)を目指して

                                    開成町立開成小学校 校長 瀬戸 成男

 開成町は、神奈川県西部に位置する県内で一番面積の小さい町です。かつては、米や果樹栽培を中心とした農業が中心でしたが、現在は、工業や商業が盛んになると同時に、住宅地としての開発も進み、人口も増加(人口1万6千余人)しています。

 本校は、明治6年の創立以来、平成22年に新設校の開成南小学校が開校するまで、町内でただ1校の小学校として続いてきました。このため、多くの保護者が本校卒業生であり、学校を応援しようという気構えを持つ保護者が大変多くいらっしゃいます。しかしながら、こうした保護者の気構えはあくまで個人的なものにとどまっている状況がありました。そこで、保護者に組織的に学校運営に参画してもらいながら、学校・地域の活性化を進め、子どもたちに多様な学びを提供することができないかと考え、平成22年度に教育委員会の指定を受けて学校運営協議会を設置し、コミュニティ・スクールとしての取組をスタートさせました。

 委員には、学識経験者、民生児童委員、PTA代表、行政、校長・教頭・担当職員など、8人をお願いしていますが、平成24年度からは、地域の代表を増やし、地域との結びつきをより強いものにしていきたいと考えています。
組織としては、発足当時、「学び支援」「幼保小中高連携」「安全安心」「学校評価」「情報発信」という5つの部会を考えました。「学び支援」に関しては、読み聞かせをはじめ、校外学習での見守りや授業支援などで、延べ300人以上の方々が参加してくださっています。また、「安全安心」の面でも、地域・保護者の多くの方が、交通安全や「あいさつサポーター」などの活動に取り組んでくださっています。しかし、部会によっては、どのような方法が学校のためになるか検討が必要となっています。検討に当たっては、保護者や地域の方一人一人の「学校を応援しよう」という思いを大事にしながら、「先に組織」と拙速に進めるのではなく、学校に支援で入ってくださった方々の「こんな組織があるといいのではないか。」といった、組織化(仲間づくり)への意見をよくとらえながら、進めていきたいと考えています。

 本校のコミュニティ・スクールの取組は、まだまだ始まったばかりですが、地域の教育力を学校に投入していただくことによって、教職員の指導にも大きな改善点が見られ、より良い教育効果が生まれつつあるところです。


○開成町立開成小学校(※開成小学校ホームページへリンク) http://www.town.kaisei.kanagawa.jp/forms/info/info.aspx?info_id=9809


文部科学省初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)
『コミュニティ・スクールの(学校運営協議会制度)」の取組事例[初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)付より

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