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全国コミュニティ・スクール連絡協議会 Japanese Council Of Community Schools

 <第4回 山口県萩市> 平成23年10月13日掲載

学校運営協議会とPTAの協働により展開するプロジェクト活動

                                    萩市立田万川中学校 校長 宮?幸絵

 本校は、平成16年に教科教室型校舎、図書館、地域研修棟が一体となった新校舎が完成し、地域研修棟では日常的に生涯学習団体の方々が活動され、図書館利用者とともに多くの方々が集う学校となりました。続いて、平成17年にコミュニティ・スクールを導入し、新校舎の特性も活用しつつ地域と密着した特色ある教育活動を展開してきました。

 学校運営協議会は毎月1回程度開催し、学校や地域の現状や課題を踏まえた協議を行い効果的な運営を進めてきました。そうした中、平成21年度からは、学校運営協議会とPTAが合同で進めるプロジェクト活動を行うこととしました。本年度は、「ふれあい推進」、「豊かな心と体づくり」、「環境美化」、「安心・安全」の4プロジェクトを構成し、子どもたちの健やかな成長や教育環境の向上を目指して活動しています。

 一例として、「ふれあい推進プロジェクト」の活動を紹介します。このプロジェクトでは、地域の方々を学校に招き、授業参観後に、生徒と一緒に語り合う「子どもたちと語ってみよう会」を企画・開催しました。子どもたちは、普段、家族や教員以外の大人と面と向かって話をする機会が少ないことから、人生の先輩である多くの大人と意見交換することによって視野を広げ、様々な生き方や価値観を知り、将来の夢や展望を抱くきっかけづくりになるのではないかと考え、企画しました。生徒と地域の方々一緒に10人程度の小グループに分け、「中学生時代をどう生きるか」や「ふるさと田万川について」などのテーマを設定し、自由な雰囲気で語り合いました。どのグループでも話に花が咲き、生徒も大人も、とても楽しい時間を過ごし、また開催してほしいという声が圧倒的で、今後も継続した実施を考えています。

 この他にも、朝食や睡眠などの生活リズムの向上、地域と一体となった清掃活動やボランティア活動、安全マップづくりなど、各プロジェクトで工夫ある取組を展開しています。

 学校運営協議会の企画により地域の多くの方々が学校教育へ参画することを通じて、日常的にも学校への温かい支援や協力をたくさんいただいています。そうした環境の中で、子どもたちは、自分が家庭や地域に支えられ、見守られているという実感や感謝の念を自然に抱き、伸び伸びと健全に成長しているように思います。

 今後も、コミュニティ・スクール制度により、人と人とのつながりを大切にした心豊かな子どもたちを育てていけるよう取り組んでいきたいと思います。

○萩市立田万川中学校 http://edu.city.hagi.lg.jp/tamagawa-jh/index.htm=


文部科学省初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)
『コミュニティ・スクールの(学校運営協議会制度)」の取組事例[初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)付より

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